DIY賃貸のトラブル防止策とは?国交相ガイドラインを確認しましょう!

空き家になって住んでいない一戸建を「自由にリフォームして使っていいですよ」という条件で他人に貸し出す。

今流行りのDIY賃貸借と言われるものですね。

「古家を貸して、あとは借り手が自由に工事してくれるから楽だわ…」

ちょっと待ってください。そう軽く考えすぎてはいけません。

もし仮に、建物の構造耐力が弱くなるような改造をされたり、次に賃貸に出せないような内装に変えられてしまったり、借主と退去時の原状回復をめぐってトラブルになったりしたら…と想像したらどうでしょう?

DIY賃貸に興味を持っている空き家オーナーさんも増えていますが、まずはトラブルを防ぐポイントを押さえてから検討してみてください。

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DIY賃貸でトラブルを防ぐポイントは?

あらためて「DIY」とは…

Do it yourself(修理や組み立てを自分でする)の略。物件の借主がクロスを張り替えたり、棚を造作したりします。

専門の工事業者も入れて、大規模な模様替え・リノベーションをすることもあります。

空き家を提供するだけで、借主がキレイに直してくれて家賃も受け取れるDIY賃貸。

…とはいえ、賃貸借契約を交わすときには、退去時のことも考えて様々な取り決めをしておく必要があります。

例えば、以下のようなポイントについて約束事を決めておき、書面化しておくべきです。

  • 工事の内容や範囲について、あらかじめ貸主と借主で確認し合い、合意書を作成(賃貸借契約書とは別に)
  • 工事した部分の所有権は、借主と貸主どちらに帰属するか?
  • 退去・明け渡し時に、工事した部分を残していくのか、撤去するのか?(原状回復)
  • 工事によって住宅に損害が出てしまった場合の責任は、借主と貸主のどちらにあるのか?
  • 入居期間中の管理・修繕はどちらが行うか?
  • 退去時に、借主は工事した部分の買い取りを貸主に求められるか、それとも請求できない約束にするか?

関連記事:DIY賃貸借とは?契約のメリット&注意点を解説!空き家対策にいかが?

国交相のガイドラインに目を通しましょう!

上記のポイントは、留意点の一部です。

もっと詳しくDIY賃貸について知りたい方は、国土交通省が発信しているガイドラインをチェックしてください。

国交相では、急増する個人宅の空き家対策として、DIY賃貸の流通を促進しています。

以下のサイトが参考になりますよ。

〈DIY型賃貸借のすすめ〉

https://www.mlit.go.jp/common/001127624.pdf

〈家主向け実務の手引き〉

https://www.mlit.go.jp/common/001228736.pdf

内容が細かくて、DIY賃貸を面倒に思ったかもしれませんね。

しかし、紛争を防ぐためには“入り口”できちんと契約しておくことが必要です。

終わりに

空き家のDIY賃貸を行う場合、入居募集〜契約締結を仲介業者に依頼すると思いますが、オーナーさんも知識を得ておいた方がいいですね。

借主が大規模な改修をするなら、施工業者も交えた打ち合わせをしっかり行いましょう。

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