家を建てて後悔,失敗した点はどこ?新築ノイローゼで売却する人もいる件

「マイホームを売りたい」という相談を受けたのですが、なんと築浅一戸建ではありませんか。売却理由をご主人(50代)に尋ねてみると…

「私の後から分譲地に家を建てて引っ越して来るのは20代の夫婦ばかり。考え方が違いすぎて孤立してるんです…」とのこと。

若い夫婦たちはすぐ仲良くなり、お互いの家を行ったり来たりしながら、パーティーやったりバーベキューやったり、いつもワイワイと騒がしいんだとか。

静かな住環境を求めて家を建てたものの、もう居づらくなってきたとのことでした。

家を建てた人のうち、50%の人は後悔や失敗を感じているという昨今、その理由は様々です。

  • 間取りに失敗した…
  • 住宅ローンの支払いが苦しい…
  • ご近所との関係に疲れた…
  • 毎日騒音に悩んでいる…

中には、悩みすぎて“新築ノイローゼ”になってしまい、夢だったマイホームの売却を考える人もいたりします。

今回は、家を建てて後悔・失敗したという事例や、新築ノイローゼになった際の考え方などをテーマにしたいと思います。

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家を建てて後悔・失敗した点①間取りや機能性を熟慮すべきだった!

家を建てて後悔した部分で多いのは、やはり「間取り」「収納」「断熱性能」です。

実際に住んでみると使い勝手が悪かったり、狭く感じたり、寒く(暑く)感じたり。

「内外装のデザインだけでなく、もっと機能性を考えてから購入すればよかった…」という声が多いですね。

私が今まで見聞きした話や、ネット上の事例を挙げてみます。

  • 「リビングを開放的にしたい」と18帖の広さにし、リビング階段にしたところ、冬が寒すぎた
  • 屋根裏部屋&収納を作ったものの、上り下りが急で荷物を上げるのも大変
  • スタンダードな玄関にしたものの、子供が生まれると玄関周りに置きたいものが増え、狭く感じるように。玄関前に収納を作ればよかった
  • 2階の廊下の幅をもっと広めにすべきだった。バルコニーで取り込んだ洗濯物を運ぶとき、壁にカゴを当ててしまう。広ければ洗濯物を折りたたむスペースにも使えたのに
  • コンセントの位置と数に失敗。延長コードを使うようになり、引っかかると危ないのでテープで床に固定…新居なのに雑然としている
  • 予算を気にして断熱材のグレードを下げたところ、夏暑く、冬寒く、光熱費が毎月高い。プランニングの際に断熱窓も勧められたが、採用すればよかった
  • 階段の勾配が45度と急なため、上り下りで膝に負担がかかる。踏み板が短いので、下りるときに踏み外しそう
  • 外構プランを深く考えず、ひとまず境界ブロックだけを積んだ。しかし住み始めてから、自転車置き場や物置を置きたかったり、目隠しフェンスを立てたかったりと、今ある境界ブロックのおかげで作れない物が出てきた
  • 欠陥住宅で、クロスのひび割れなどが酷い

家を建てて後悔・失敗した点②住宅ローンがキツい!

月々の住宅ローン返済が厳しいという声も多いですね。

建築プランに色々とオプションを追加しているうちに、当初の予算をオーバー。それでも融資OKだと言われ、支払っていけそうだからギリギリの住宅ローンを組んだものの…

固定資産税やメンテナンス費用が必要だったり、出産で奥さんが仕事を辞めて世帯収入が減ったりで、生活が苦しくなった…

というのは、よくある話です。

住宅ローンの年間返済額は、年収の20%以内に抑えるのが理想と言われます。何十年も返済していくものですから、生活費がギリギリになるローンはリスクがありますね。

返済が滞ってしまうと、最悪、マイホームを手放すことになってしまいます。購入前にローンシミュレーションを確認しておくことは、非常に大切だということです。

建築会社や仲介業者のアドバイスが不足している要因もあるかもしれませんが…。

困った場合は、腕のいいモーゲージプランナーに相談して、住宅ローンの見直し・借り換えを検討した方がいいです。弊社でもご紹介できます。

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家を建てて後悔・失敗した点③近隣関係に気が滅入る!

近隣との関係は、とても難しい問題です。

マイホーム自体には満足しているのに、その地域に昔から住んでいる人との付き合いがうまく行かなかったり、冒頭の例のように後から移り住んで来た人との相性が合わなかったりで、日々のストレスは募るばかり…。

最近、特に多い事例かもしれません。ネット上では、こんなお悩みが…

  • 予算の関係で、旗竿地(形が旗状になっている土地で、整形地より安い)を購入したものの、四方を隣家に囲まれることになった。どの部屋にいても視線を感じ、実際に“監視”する家人もいて落ち着かない
  • 住み始めて半年後、隣の区画の人が家を建て、向かい合わせの玄関にされてしまった。わが家の玄関前に室外機を置かれたり、相手は窓からわが家の庭をいつも“監視”。さらにゴミを玄関ポーチに放置していて、汚くて目障り
  • 「子供の声がうるさい」と、逆に大きな騒音を立てて嫌がらせしてくる隣人が怖い
  • 隣人が庭で枝・落ち葉を焼くので、煙が室内に入ってくる。洗濯物に臭いが付く
  • 近所にガラの悪い人が住んでいることが発覚。車の空ぶかし、外で大声の携帯電話など。下校途中の子供に「◯すぞ」と声をかけることも。学校もマークしているが怖い

近隣との問題をどうやって解決するのか、または我慢してやり過ごすのか、本当に悩みどころですね。

家を建てて後悔・失敗した点④周辺環境に難があった!

周辺環境についても、実際に住んでみないとわからない課題が潜んでいます。

  • 隣の土地が広い公園だからいいと思って家を建てたものの、遊んでいる子供たちのボールが飛んできて車に当たる。春は散った桜の花びらが車にくっ付く。庭に置いてある私物が盗まれる…
  • 静かな環境でゆったり生活したかったので、郊外に家を建てた。が、コンビニ行くにも車を使わなくてはならない毎日の生活は失敗だった。場所選びをミスしたら最悪
  • 購入前の土地見学が土・日だったので気づかなかったが、平日は前面道路の車の往来が多いことがわかった。音がうるさく快適な生活とは言えない
  • 国道近くの家なのである程度の騒音は予測していたが、大型トラックが通るたびに振動するのが嫌になる
  • 近くに川があるため、夏は虫が大量発生して家に入ってくる。アリは一年中家の中を歩いている状態。大雨が降ると川の水が大量に溢れるので、いつか家が流されるのでは?と不安になる

周辺環境については、自力で変更することができません。我慢しなければいけない場面も多そうですね。

新築ノイローゼで売却を検討する人も…

念願だったマイホームを建てても、そのうちの半分は後悔・失敗したと感じている現状。購入したら簡単には引っ越せないですし、不満があっても住宅ローンは払い続けなければいけません。

悩んでいる毎日がツラくなり…「なんで家なんて建てたんだろう」「どうしてきちんと調べないで買ったんだろう」と自分自身を責め、罪悪感を抱いてしまう人もいます。

それが新築ノイローゼです。

でも、そんなに自分を責めないでください。

物件との出会いはタイミングや縁があります。人間、考え方もライフスタイルも、みんな違います。合わないのが当たり前で、みんなどこかで譲り合っています。

自分が悪いと思ってしまうあなたは、とても優しい人なのでしょうね。

まずは目の前にある課題を冷静に見つめてみて、解決策がないか知恵を絞ってみましょう。両親・友人・知人に話を聞いてもらうとか、ネットで同じ悩みを持っている人の体験を読んでみるとかでもいいです。

もっと酷い体験談があったりして、少し気が楽になるかもしれません。とにかく、プラス思考でいきましょう。

それでも、冒頭に紹介した家族のように、マイホームを売却する選択をされるなら……次回は後悔しない家探しをしてください。

新しい環境で、快適な生活が始まることをお祈りします。

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