不動産査定サイトのメリット,デメリットとは?便利な無料ツールと話題!

インターネットの不動産査定サイトを利用する人が増えています。スマホやパソコンで手軽に物件売却の見積もりを依頼できるからです。

サイトの案内に従って物件データなどを入力すると、そのエリアの不動産業者に情報が転送され、数日すると査定結果の報告が直接届く…という仕組み。

無料で利用できます。

今回は、そんな不動産査定サイトのメリットやデメリットについて解説します。これから利用を検討している方は参考にしてください。

不動産査定サイトの4つの〈メリット〉

この記事の執筆時点では、50種類の不動産査定サイトが存在しているようです。

サイトによって登録業者数が異なるほか、分譲マンションの査定に強いサイトもあれば、関東エリアに限定しているサイトもあります。

とはいえ、売却したい人と不動産業者をマッチングさせる仕組み自体は、どのサイトも同じだと考えてください。

不動産査定サイトには、以下の4つのメリットがあります。

①無料で複数社に一括依頼できる

わざわざ不動産業者を調べて訪問する手間が省け、自宅にいながらスマホ・パソコンで査定依頼をかけられます。

最大6社に依頼できるというサイトが多いです。自分の足で6社を訪ね歩き、同じ説明をすることを考えると楽ですよね。

無料で利用できる理由は、登録業者がサイト運営会社に広告料を支払っているから。査定完了後、売却できるまで無料です(売却後に仲介手数料がかかることがありますので、業者に確認してください)。

②メール・電話のやり取りだけで査定可能

査定にも「机上査定」と「訪問査定」の2種類あります。

机上査定は、物件データや電話でのヒアリングなどを基に簡易的な査定額を出すもの。訪問査定は、営業担当者が依頼者を訪問したり現地確認をした上で査定額を出すものです。

机上査定は業者と会わずに相場を知る手段として、訪問査定はより正確な売却価格を知る手段として活用します。どちらか希望の方法を指定することができます。

また、メールのやり取りだけで完結させたい場合は、査定依頼する際に「メールによる連絡のみ希望」とメッセージを入れるといいでしょう。

③売却の選択肢が広がることも

業者ごとに査定額や売却プランの提案が異なることはよくあります。

例えば、中古住宅の査定を出したところ、A社は一般客にそのまま売り出す査定額を、B社は建物を解体した土地売りの査定額を、C社は自社で直接買い取る査定額を、それぞれ出してくるかもしれません。

当然、査定額に差は出てきます。

査定サイトを利用することで、新しい発想が生まれる可能性もあります。売却活動を依頼する業者を選定する参考にもしましょう。

④悪徳業者はいない(…はず)

査定サイトに登録する業者は、事前にサイト運営会社の審査を受けるため、優良企業が多いそうです。

また、登録後であっても、問題を起こす業者を通報すれば登録を外される仕組みになっています。

万が一「無料査定をうたいながら料金を取られた」「こちらの意向にそぐわない売却方法を強要された」といったケースに出くわした場合は、その業者のことを即通報し、別の業者に依頼するようにしましょう。

不動産査定サイトの4つの〈デメリット〉

無料で使いやすい不動産査定サイトですが、デメリットも4つ挙げたいと思います。

①6社に依頼すると対応が大変

例えば6社に査定依頼した場合、6社からメールや電話が来ることになります。メール限定の対応にしておけば負担は少ないでしょうが、同じ質問を繰り返し受けることもあるかもしれません。

3社がちょうどいい気がします。

また、内密に不動産を売却したい事情がある方や、個人情報が複数社に送信されることに抵抗がある方は、サイト利用には不向きです。

ある投資家さんの話ですが、サイト経由で3社に査定依頼をしたところ、依頼していない業者からも「物件を売りに出されているそうですね。弊社でも紹介させてください」と電話があったそうです。

おそらく3社のいずれかから、業者の付き合いの中で情報が漏れたのでしょう。

②色々な査定結果が出て混乱することも

複数社の査定結果を比較できる反面、逆に迷ってしまう人もいます。各社の言っていることが違っていて「結局、どれが正しいの?」と混乱するかも…。

そもそも査定額は、業者のフィルターを通した「この価格なら売れるだろう」と踏んだ金額なのです。

最終的には、売却方針を決めるのは所有者さん自身です。まずは複数社に売却活動を依頼して様子を見るという方法もあります。

③地域によっては1社しか選べないことも

サイトに「全国1,500社以上」などと表記されていても、地域によっては登録業者が少ないケースもあります。

上述の通り、業者が広告料を支払って登録しているため、時期によっても業者数が増減します。1社しか選べないこともあります。

また、中山間地などの買い手ニーズが低いエリアの物件は、査定対象から外れることがあります。地方の農地も難しいと思います。

④“釣り”の査定額に注意

売却依頼を獲得したいがために、あえて相場より高めの査定額を出す業者も一部にいる…という話も聞きます。

そして、売り出して間もなく「このままでは売れないので、価格をもっと下げましょう」と持ちかけるパターン…。

同業者として売却依頼を取りたい気持ちはわかりますが、その行為によって売却活動が停滞してしまっては信頼を失うだけです。

こうした“釣り行為”は稀だと思いますが、他社の査定額と大きな開きがある業者には注意してください。査定額の裏付けがしっかりしているかも見極めましょう。

不動産査定サイトについて・まとめ

不動産査定サイトのメリットとデメリットについて解説しましたが、総じて便利な無料ツールであることは間違いありません。

早めに売却したい人のほか、パートナーとなる業者をしっかり選びたい人に向いていると思います。

参考までに、知名度のある「イエウール」という人気サイトを紹介します。LINEのような感覚で、物件データを入力していくシステムがユニークです。

売却を検討中でしたら、利用してみてください。査定結果によって、今後の方針がクリアになりますよ。

 イエウール公式サイト 

 

弊社は査定サイトに登録していませんが、長野県内の物件(土地・一戸建・マンション・アパートなど)の売却相談を受け付けています。もちろん査定は無料で、メールのみの対応でも、訪問でも可能です。

査定サイトと並行してでも構いませんので、下の問い合わせフォームに氏名・連絡先・詳しい物件データを入力し、査定をご依頼ください。

特に空き家の一戸建は、期間を置けば置くほど劣化が進行し、査定額も一気に下がってしまいます。早めに売却方針を決めることをお勧めします。